「ブルー」
彼氏とコストコで買い物をしている際、話題になった。「ブルーな気分ってなんで『ブルー』なのさ?」と。 そういえば、日本では「青息吐息」という四字熟語がある。苦しいときや悲しい時に使う言葉だ。値上げニュースなんかで使われている時が多いように思う。 また、音楽ジャンルである「ブルース」は、悲しい気分を歌う曲だ。こちらも調べてみれば、悲しいときに「ブルー」と表現することが語源だそうだ。 マリッジブルー、ブルーマンデー、等。「ブルー」が付く言葉で、憂鬱を意味する言葉は多い。 世界的に、「青色」は悲しい気分を表す色らしい。私の好きな色は悲しい色だそうだ。 なぜそんな意味を持つことになったのかと調べれば、私の予想通り、「血の気の引いた顔」が元になっているとか。なるほど、「青ざめた顔」ということだ。 いつか聞いた話では、南の国では「青色」は爽やかな色ではなく「暑苦しい色」なのだとか。 なぜかといえば、アクリル絵の具をベタ塗りにしたような青い青い空が暑苦しい1日を連想させるからだそうだ。コレもまた、「ブルーな気分」 また、心理学的には「青色」は落ち着く色合いなんだそうだ。病院なんかの待合室をいい感じの青色にしておくと、待っている体感時間が短く感じる。逆に赤色にすると体感時間が長く感じられるため、回転率を上げるために飲食店は赤色にするといいらしい。 さて、着地点が見つからなくなった。シメというのはいつも迷う。 だが、色の持つ意味や感じ方というのは、案外人それぞれや国などで違うらしい。面白いね。